大分県日田市の山あいにある皿山(さらやま)地区で、江戸時代中期から300年以上にわたって受け継がれてきた小鹿田焼(おんたやき)。川の流れで動く唐臼(からうす)で土を砕き、蹴ろくろで形をつくり、登り窯で焼き上げる──昔ながらの製法を今も守り続ける里の焼き物で、その技術は国の重要無形文化財にも指定されています。
本品は、小鹿田焼らしい力強い装飾が目を引く刷毛目徳利(はけめとっくり)です。白化粧を施した胴には、縦方向に整然と刻まれた線文が全体を覆い、胴の中ほどと裾には波打つ文様がぐるりと巡ります。白と焦げ茶のコントラストがくっきりと浮かび上がり、手仕事ならではのリズムと勢いが感じられる一品です。
首から口にかけては深い飴色の釉薬がかかり、口縁には青緑の釉がとろりと流れて景色をつくっています。たっぷりとした卵形の胴は手に取ると安定感があり、底に向かってきゅっと締まった黒褐色の裾が全体の印象を引き締めています。
酒器としてはもちろん、高さ27cmほどの存在感を活かして、枝ものや季節の草花を挿す花器としてもおすすめです。和室の床の間はもちろん、洋のインテリアや玄関先のアクセントにもよく馴染みます。
商品詳細
| 商品名 | 小鹿田焼 刷毛目徳利 |
|---|---|
| 産地 | 大分県日田市(小鹿田焼) |
| 年代 | 昭和45年頃(1970年頃) |
| サイズ | 高さ 約27cm/口径 約5cm/底径 約9.5cm |
| 用途 | 徳利(酒器)・花器・インテリア |
ご購入前にご確認ください
- 一点ずつ手づくりされた品のため、形・文様・釉薬の流れ方などに個体差があります。こうした揺らぎも手仕事の味わいとしてお楽しみください。
- 焼成時に生じる小さな鉄粉、釉の縮れ、ピンホールなどが見られる場合がありますが、不良品ではありません。
- サイズは手測りのため、多少の誤差がございます。
- お使いのモニター環境により、実物と色味が異なって見える場合がございます。
- 写真の背景の布や小物は商品に含まれません。
